カリグラフィーってどんなもの?
練習すれば上達する?

西洋の書道とも呼ばれるカリグラフィーには、ゴシック体、イタリック体、カッパープレート体など、さまざまな書体があります。昨今、暮らしのシーンを彩るカリグラフィーとして人気を呼んでいるのが、モダンカリグラフィーといわれるものです。

 

モダンカリグラフィーは自由なスタイル

Craftie Homeのサブスク定期便、Craftie Home Boxのカリグラフィーキットで取り上げたのもモダンカリグラフィーです。

モダンカリグラフィーってどういうもの? カリグラフィーキットの制作・監修を手がけたカリグラファーの村田瑞記さんに伺いました。

 

 

「モダンカリグラフィーは、書体というよりはどちらかというとスタイルという方がしっくりくるかもしれません。決められた書体を美しく正確に書くのとは違い、決まった文字の形やルールのない、もっと自由で、書き手それぞれの個性やオリジナリティーで書く文字のスタイルです」

書き手の数だけスタイルがあるのが、モダンカリグラフィーというわけですね。

Craftie Home Boxのキットでは私のスタイルで書いた書体が見本になっていますが、必ずしもこれが正解というわけではありません。私のスタイルは、エレガントで女性的でカジュアルになりすぎない、だけど適度に抜け感のある、そんな書体を目指しています」

 

 

 

個性豊かなカリグラファーの中から、自分の感性に合った書体を見つける楽しさもあるモダンカリグラフィー。お気に入りのカリグラファーの文字を真似しながら、少しずつ自分のスタイルを確立していくのもモダンカリグラフィーの醍醐味といえそうです。

 

カリグラフィーの練習方法は?

カリグラフィーは毎日の積み重ねが一番大切、と村田さんは言います。

「アルファベットのaから順番に進めていくのももちろんよいですが、それだけではつまらないと感じる方も多いはず。ただテキストを進めるお稽古、というのではなく、季節ごとのフレーズを練習する、大切な人のバースデーやご自身のウエディングに向けて練習するなど、何か目標を持って書けるフレーズや文字を少しずつ増やしていくと、楽しみながら長く続けられると思います」

 

 

村田さんは、ご自身のウエディングに使うという目標があったので、それに向けたフレーズをひたすら練習したそう。

「カリグラフィーを始めた頃は、ペンに慣れるために少しの時間でもペンを持つことを日課にし、感覚を手に覚えさせました。練習を始める際はウォーミングアップでベーシックストロークから入ることが多かったです」

 

 

うまくいかない部分は、いろいろなカリグラファーの文字を見たり真似たりしながら研究。自分の文字とどこが違うのか比べて分析したこともあったとか。

「私ももちろん下手くそな時期がありましたが、たとえば友だちへのお土産や焼き菓子を焼いたおすそわけに添えるなど、下手だからと恐れず、いろいろと活用しながら練習の先にある楽しみを見つけていました」

 

日々の暮らしを豊かにしてくれるもの

カリグラフィーという技術を覚え、書くこと自体を楽しむ。もちろんそれだけでも十分ですが、暮らしの中に積極的に使ってみると、さらに楽しみが広がります。

「カリグラフィーは、贈り物に添えたり、季節を感じたり、集中して書くことで瞑想のように心を静めてくれるものでもあります。その先に周りの人の笑顔があり、心が癒され、日々の暮らしを豊かにしてくれるもの。これからカリグラフィーを始める方にとっても、そんな風に寄り添ってくれるものになればいいなと思います」

 

 

カリグラフィーは自分を表現できる1つの手法

村田さんは、書いている姿、手の動きの美しさ、ペンや紙、インクなどのお道具、しつらえの美しさも魅力の1つだと言います。「季節の移り変わりや美しい言葉を知るきっかけも与えてくれます」

 

 

「私自身グラフィックデザイナーなので、カリグラフィーのデザイン的な部分にとても魅力を感じていましたが、今はもっとアート的な側面というか、自分自身を表現するための1つの手法として惹かれています。

文字という決まった形をいかに自分の表現にするかというところが、私にとって面白さや楽しさ、やり甲斐を感じる部分です。ひとつの言葉にそれ以上の意味や感情を持たせることができたり、同じ言葉でも書き方によっていろいろな表現ができたり。そんなところが詩的でロマンチックだなとも思っています」

 

 

 

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