6月に入ると一段と存在感を増してくるのが、紫陽花。日一日と大きくなり、美しい色合いに変化していく姿は、梅雨の風物詩。気分が沈みがちな雨の日に、気持ちがぱっと晴れやかになりますよね。
6月は、そんな美しい紫陽花を存分に楽しみたい月。お部屋にも上手に取り入れるアイデアをご紹介しましょう。
アイデア1 切り花を楽しむ
一年を通してお花屋さんに並ぶようになった紫陽花ですが、国産の切り花がたくさん出回るのはやっぱり初夏。路地栽培の畑から切ってきたような、何輪もの花がついた紫陽花が並ぶのもこの時季です。
水分をたっぷり含んだ瑞々しい紫陽花は、すぐに水が下がりやすい特徴も。お花屋さんで買ってきたら、下処理をしてからすぐに水につけてあげましょう。下処理はまず、茎の先を斜めにカットします。細い枝の場合は一文字に、太い枝の場合は十文字に切ってから水につけると水が揚がりやすくなります。
アイデア2 ドライフラワーをインテリアに
紫陽花のドライフラワーは色褪せた風合いがシックで、フレームや雑貨と一緒にお部屋のコーナーに飾るとぐんとおしゃれ度がアップします。
(Photo by Jan Haerer via Pixabay)
紫陽花のドライフラワーは、種類と時季を選べば、自分でも作ることができます。
ドライフラワーに向いている紫陽花は、秋色紫陽花と呼ばれるくすんだ色のものや、アナベルやミナズキ(ピラミッドアジサイ)など。ドライフラワーにするときは、お花に水がしっかり揚がった状態で吊るすこと。湿度が低く、お天気のよい日に一気に乾かすことがポイントです。
ドライフラワーの作り方はいろいろな方法がありますが、もっとも簡単なのがハンギング。花を下に向けて吊るすだけです。吊るすときは1本ずつ、ひもはきつく縛りましょう。縛り方が緩いと干している間に抜け落ちてしまいます。
紫陽花は、花のように見える部分は「ガク」と呼ばれるもの。6月初めに出回る切り花は、このガクが柔らかいためドライフラワーにすると、くしゅっと丸まってしまいます。でも、形は崩れてしまっても美しい青い色は残るので、ガラス瓶に入れて飾っても素敵。アロマオイルを垂らしてポプリのように香りも楽しんでもいいですね。きれいなドライフラワーができなかったときはこんな使い方もできますよ。
アイデア3 プリザーブドフラワーを手作りに取り入れる
プリザーブドフラワーとは、生花から水分を抜き、特殊な液体を吸わせて加工した花。生花のようにしなやかなので、ハンドメイドの素材としても使いやすいのが特徴です。
房ごとに小分けされた紫陽花のプリザーブドフラワーは、ガラス器に入れて飾ったり、フレームに入れたり、インテリア小物の手作り素材として重宝します。
Craftie Homeでは、6月いっぱいの限定プチギフトとして、期間中にCraftie Homeのキットを購入してくださった方に「紫陽花カップ」をプレゼントしています。紫陽花を使ったインテリア小物作りのアイデアも紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
*数に限りがありますので、なくなり次第、終了となります。
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