憧れライフスタイル ウォールインテリア、どうつくる?

 

Craftie HomeアンバサダーのAyumiさんは、𝙳𝙸𝚈で建売住宅を好みのデザインに変えています。そのメイキングシーンも公開したインスタグラムは、インテリア好き、DIY好きのバイブルのよう。今回は、そんなAyumiさんにおしゃれなウォールインテリアのつくり方を伺いました。

 

 

Ayumiさんのおうちでまず目に飛び込んでくるのは、海外でよく見かけるモールディングや腰壁。壁に凹凸があるだけで、こんなにも表情が変わるなんて! しかもすべてDIYで作り上げたというから驚きです。

「装飾のあるデザインが好きで、ものを飾ることも好きなので、ミニマリストとは逆なのかなと思いますが、デコラティブでもシンプルに見えるインテリアに憧れています」とAyumiさん。

 

DIYで「お気に入りスポット」を増やす

おうちのインテリアを考えるとき、Ayumiさんが目指しているのは、「自分の機嫌を自分で取れるようなインテリア」なのだそう。

「うまくいかないことがあっても、ふと目に入る光景が自分の好みのものだと、自然と心が落ち着いて気持ちが和らぎます。そういうお気に入りスポットを増やせるように、インテリアを考えてDIYしています」

そんな「お気に入りスポット」がどこからでも目に映るよう、壁に大きなミラーを掛けているのも工夫のひとつです。

ミラー越しに覗いているのは、Ayumiさんのワークスペース。「子どもの描いた絵やポスターを飾っています。サイドに吊り下げた電球のライトがお気に入りです」

 

 

モールディング+ポスターのシンプルギャラリー

リビングの広い壁には、モールディングをDIY。その枠の中にポスターを1枚ずつ、均等にディスプレイしています。モールディングがあると、こんなふうにシンプルに飾るだけでも美しく決まるのですね。

 

 

ポスターは、北欧デザインのウォールアートを豊富に扱っているDESENIOのもの。抽象的なモチーフと柔らかな色合いが、白を基調としたリビングにやさしく溶け込んでいます。

下の写真は、ブラック&ホワイトのアートを飾ったシーン。「家にあったライトウッドのフレームに入れていたのですが、マステでブラックにしてみました。このフレームはIKEAHOVSTAで、フレームからマットまでの距離が1cmくらいあって立体的なところが気に入っています」

 

 

こちらは、ブラックフレームのポスターを1枚だけ飾ったシンプルなコーナー。チェアやサイドテーブルのブラックとさりげなくカラーを合わせて。

 

 

おすすめはグリットギャラリーウォール

ウォールインテリアの楽しみは、比較的簡単に好きなデザインを作れること、とAyumiさんは言います。

「わが家は建売で、凝った造りの家ではありません。勾配天井やインナーバルコニーを作ることはできませんが、壁でしたらどの家にもあります。工夫次第で注文住宅に負けない素敵な空間になる可能性があると思っています。モールディングをDIYしたり、家族写真を並べてギャラリーウォールを作ったりして楽しんでいます」

 

 

家族写真は玄関を入ってすぐの壁に。インスタグラムで#gridgallerywallのタグを参考にレイアウトを考えたのだそう。目線の高さで中心を決めたら、3cm間隔でフレームを配置、家族写真はカラーのものをモノクロに加工・・・。

Ayumiさんのインスタグラムでは、使った道具やアイテムを写真入りで紹介しながら、フレームの飾り方を懇切丁寧に解説。美しい写真とともに惜しげもなく公開されたノウハウに大感激です。

玄関の向かい側の壁はパネルをDIYして、ここにもIKEAのミラーが飾られています。

 

 

Ayumiさんのセンスあふれる空間づくり、インテリアのイメージやアイデアはどこから来るのでしょうか。

「海外の方のインスタグラムやピンタレストが大好きで、1日にたくさんの量を見てイメージを保存しています。けれども、お気に入りの方を決めてその方のページばかり見ていると、その方と全部同じにしたくなってしまうので、あまりそういうことはせず、何か作ろうと思ったときはキーワード検索をして好きなイメージを集めて、インスピレーションにしています」

たくさんの量を見る、偏らずに幅広く集める・・・アイデア収集の方法、すごく参考になります!

 

DIYすると愛着が湧くし、思い出になる

腰壁をDIYしたゲストルームは、まるで海外のホテルのよう。腰壁は、家にあったペンキの残りを3色混ぜて塗ったそうですが、ミルクティーのようなやさしい色合いは、ゲストをお迎えするのにぴったり。壁にはCraftie Home Boxのウィービングタペストリーを飾って、いっそうあたたかな雰囲気に。

 

 

心地よい空間になるよう、少しずつDIYを重ねているAyumiさん。DIYの魅力を尋ねると、「Do it yourselfというとおり、自分でできること」と語ってくれました。

DIYは業者を呼んで施工してもらうよりかなりお安くできます。プロのように完璧なものは作れなくても、自分で努力して作ったものは愛着が湧きますし、思い出になります。それから、DIYをしようとすると必ずたくさんの問題やわからないことが出てきますが、その問題を自分で調べて解決していく感覚は、癖になります。自分でできたという達成感、これがDIYの醍醐味がなと思います!」

「自分で努力して作ったものは愛着が湧くし、思い出になる」。まさにその通り。手をかけて作ったものはいっそう愛おしくなりますよね。いきなり腰壁やモールディングに挑戦するのは少々ハードルが高そうですが、小さなコーナーからのDIY、さっそく始めてみたくなりました。

 

Ayumiさん

30代主婦、建売住宅に家族4人暮らし。小さな頃からもの作りや絵を描くかことが好き。家を購入してからはDIYにハマり、シンプルな建売の家をこれから時間をかけて自分の好みに変えていくのが夢。

https://www.instagram.com/ie.no.koto/

 

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