縁起のよいお正月の飾り物「餅花」を手作り

お正月になると、街中で紅白の丸玉を枝につけた飾りをよく見かけるようになります。これは、餅花飾りといわれ、日本各地に伝わる伝統的な飾り物です。

 

 

餅花はその土地の風習によって形状もさまざまですが、よく見られるのは赤や白、黄色の餅を枝につけて「花」のように見立てたもの。新しい年の始まりに豊作や幸福を祈願する小正月の行事のひとつとされています。

餅花飾りは、造花や発泡スチロールなどのパーツも売られていますが、市販の切り餅で簡単に作れます。2022年がよい年になるよう祈願しながら手作りしてみませんか?

[材料]

 

・切り餅 *水稲もち米がおすすめ。
・片栗粉
・食紅
・木の枝

[作り方]
1. 短尺状にカットした餅を小皿に乗せ、小量の水を加えて電子レンジにかけます。ぷっくり膨らんだら取り出します。電子レンジで20秒くらいを目安に。

 

 

2. 餅を取り出し、片栗粉で打ち粉したまな板の上に餅を出し、指先くらいの大きさにちぎります。

 

 

3. 色をつける場合は、このときに食紅を混ぜます。すごく色がつくのでごく少量に。色をつけたい餅を別の器に入れ、麺棒でこねるようにして色を混ぜます。

 

 

4. 餅を引っ張りながら枝に巻きつけます。乾燥させたらでき上がりです。

 

 

白と赤、交互につけるときれいです。

 

 

紅白水引のお正月飾りと一緒に飾ると華やぎます。稲穂と一緒にお正月飾りにプラスしてもいいいですね。

 

 

この餅花は、小正月が終わった後に焼いて食べると1年間無病息災でいられるともいわれています。地域によっては、小正月に正月飾りを燃やす「どんど焼き」といわれる行事の際に、一緒に焼いて食べたり、ひな祭りに「雛あられ」にして食べたりすることもあるそうです。

 

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