憧れライフスタイル
お部屋のディスプレイ、どうしたらうまくなる?

Craftie Homeアンバサダーのcomiriさんは、プチリメイクやDIYを駆使したコーナーづくりがとっても上手。日々のおうちインテリアをポストしたInstagramには、韓国インテリアや北欧インテリアをイメージしたおしゃれなコーナーがいっぱい。スタイリングのコツやディスプレイのアイデアを伺いました。

 

 

フレンチカントリー、北欧ナチュラルと続き、今は韓国インテリア!

comiriさんのInstagramには、定点観測として同じコーナーの写真がたびたびアップされています。

RoomClipというアプリで『定点観測をしてください』というお題があったので。定点観測することでわかることがたくさんあったように思います」

たしかにInstagramの写真をたどると、好きなものやインテリアスタイルも少しずつ変化しているような・・・。

「初めはフレンチカントリーにはまり、DIYばかり。木を白いペンキで塗って、とにかく雑貨を飾っていました。そのうちにすっきりさせたくなってシンプルな北欧ナチュラルに。北欧の暮らしに憧れましたが、家具や小物もお値段が高くて・・・」

 

 

好みのインテリアスタイルの変遷をお話ししてくれたcomiriさん。紆余曲折を経て、最近たどり着いたのが、韓国インテリアです。

「ここ数年、ちょっとデザイン性のある可愛い小物と淡色カラーのディスプレイ、ナチュラルな雑貨が映える韓国インテリアにはまってしまいました。小物が可愛いのはもちろん、温かみのある淡色カラーで統一されているから好きなのかもしれません」

 

 

お部屋全体も、韓国雑貨が引き立つように少しすっきりさせ、色味を統一。可愛い小物が映えるナチュラルでカフェっぽい空間に。

なかでも階段脇のチェストは、韓国雑貨にDIYをプラスしたcomiriさんらしいディスプレイコーナーです。

「ワイヤーレターは100円ショップの針金でハンドメイドしました。流木のオブジェも手作りです」

 

 

アートポスターを主役にしたときも。

 

 

下の写真は、韓国インテリアの人気アイテム、ファブリックカレンダーとディスプレイBOOKを飾っています。

 

 

 

ディスプレイのポイントは「棚上」と「壁」

コーナーディスプレイは、お部屋の印象を変える手軽な方法の1つ。でも、小物をバランスよく飾るとなると、「センスがなくて・・・」と尻込みしがちです。comiriさんはどんなふうに行っているのでしょうか?

「子どもたちが小さかった頃は行事を取り入れてディスプレイすることが多かったです。今は季節の花を取り入れるほか、新しいアイデアが浮かんだときにディスプレイします。家具を移動させるような大きな模様替えはせず、棚の上や壁を使って飾ります。だいたい先に全体のイメージを考えて、あとは感覚ですね」

下の写真は、「とにかくお気に入り」という、職人さんが作ったウッドモービルを飾ったコーナー。「ゆらゆら揺れて癒されます」

 

 

七夕やひなまつり、こどもの日といった季節の行事は、格好のディスプレイテーマ。タペストリーなどの大きなものをメインに飾っていくそう。

「お誕生日のディスプレイはいちばん考えて準備します。テーマカラーを決めたり、ストーリーを考えたり。ケーキも含めて考えるのが楽しい時間です」

 

 

「素敵だなと思う写真からイメージを膨らますこともあります。参考にすると同じようなディスプレイ用品が欲しくなってしまうし、飽きやすいのも事実。なので、見よう見まねで作ってみることが多いです」

 

飾りたいお花は庭に植えて育てる

生花や枝もの、ドライなど、季節を感じるお花も、comiriさんのディスプレイに欠かせない要素です。

「飾りたいお花を庭に植えて、その季節になったら毎年楽しんでいます。白いお花が多く、結局いつも同じ時期に飾りたいお花を買っていたことに気づいたので植えました。毎年必ず買う枝ものもあります!」

玄関に置いたオープンシェルフは、庭から切ったお花を飾るのにぴったりの場所。「庭で咲いた白いアナベルは、年々大輪になり、大きくて可愛いくて飾れないくらいです」

 

 

窓辺に置いたフレームには、Craftie Home Boxの「アルコールインクアートキット」で制作したアートを飾って。「滲んだ色合いと紫陽花がぴったりで6月らしいキットでした」

 

 

庭に植えたユーカリは枝ぶりを生かして切り、ファブリックタペストリーと一緒にウォールデコレーションに。

 

 

チェスト上のディスプレイコーナーも季節ごとにお花を変えて楽しむことも。

庭に植えていたミモザは、ドライにしてリースやスワッグに。壁には、星が舞い上がるようなイメージでウォールステッカーを貼って。なんとも心ときめく演出。

 

 

大小のガラスベースにドウダンツツジを活けて。同じ大きさの木製フレームを等間隔に飾ってリズミカルに。

 

足場板のテーブルでお気に入りコーナーも自由自在

随所にDIYやリメイクの技が光るcomiriさんのおうちですが、実用にもディスプレイにもひと役買っているのが、足場板のテーブルです。

 

 

「足場板のテーブルは簡単に移動できるので、好きな場所、好きな方向に置いて、子どもの気分転換スタディコーナーやおひとり様コーナーがつくれます!」

あるときは壁際に置いて、グリーンに囲まれたコーナーに。「日常を背にして座るので、ほっとひと息お茶が飲めるコーナーになります」

 

 

「日常を背にして座る」。なんて素敵な発想! おうちという日常のなかにも、テーブルの配置ひとつでちょっとした非日常が楽しめるのですね。

季節の流れや自身の興味、さらに家族の成長に合わせて、しなやかにその表情を変えていくcomiriさんのディスプレイ。Instagramのフォロワーとしても、定点観測が楽しみです。

 

comiriさん

夫婦と子ども3人の5人暮らし。小さい頃からインテリアに興味のあった長女とは、一緒におうちづくりをしたり、意見をもらったりしている。「家族のためのインテリア」が、おうちづくりの原点。

https://www.instagram.com/comiri752/

 

 

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