宝石みたいにキラキラと輝くオブジェが、なんと石けんで作れちゃう。「宝石石けん」として知られる小物の魅力を、Craftie Home Boxで「インテリアストーン」キットの制作・監修を手掛けた、石けん作家のJunkoさんに伺いました。
自由度が高く、好きな色合いで作れるのが魅力
- Q1: Junkoさんが宝石石けんづくりを始められたきっかけは何だったのでしょうか?
Instagramで美しい宝石石けんの写真を見かけ、一気に惹き込まれました。それまで手作り石けん未経験でしたが、自分の手で作ることができるということもわかり、すぐに講座に申し込みました。
- Q2:初めて宝石石けんを作ったとき、いちばん感動したこと、面白いと思った点はどんなことでしょう?
やはりその自由度でしょうか。自分でこんなにも綺麗な石けんが、好きな色合いで作れるところに子どもの頃にお絵かきしていたようなワクワクを感じました。
透明感あふれる「クリスタルストーン」とマットな「大理石ストーン」
- Q3:Craftie Home Boxのキットでは、透明感あふれる「クリスタルストーン」と、マットな質感の「大理石ストーン」の2種類の作り方を教えていただきました。それぞれの作り方の面白さは、どんなところでしょうか?
「クリスタルストーン」は、同系色でまとめる、あえて反対色でビビットに、グラデーションのような繊細な色づけなど、光を味方にして透明感のあるカラフルな世界を楽しむことができます。
「大理石ストーン」は、韓国風デザインといわれるようなマットな大人感を楽しめます。ミルキーな優しい色合いは、天然石のように心を癒してくれてインテリアにもマッチさせやすいと思います。
- Q4:キットではゴールドパウダーをつけています。このゴールドパウダーの魅力はどんなところでしょうか?
普通のカラージェルでは表現できない、鉱物感を出せるところでしょうか。粒子が細かく、サッと混ぜられる手軽さもあります。
アロマをプラスして癒しアイテムにするアイデア
- Q5:キラキラと輝くインテリアストーンに、香りをつけてアロマアイテムにすることもできるのですか?
はい、できますよ。石けん素地を電子レンジで溶かしたタイミングで香料を入れてください。香料の濃度にもよりますが、90gの石けんに対して10滴程度を目安にし、手早くサックリ混ぜてください。
石けんをカットしたときに出るかけらの活用方法
- Q6:固まった石けんをカットしたときに出るかけらの上手な生かし方があったら教えてください。
かけらを集めて、もう一度、電子レンジで溶かして固めると新たな石けんができます。こちらも溶かしたタイミングで香料を入れて固めて、ざっくり刻んで袋に入れると、おしゃれなアロマサシェができ上がりますよ。再度シリコン型に固めるなどして、新たな石けんを作ってもいいですね。
- Q7:最後に、さまざまな宝石石けんづくりに挑戦してみたい、という方にアドバイスをお願いします。
手作り石けんの可能性は無限大です!白い画用紙に絵を描くように、ご自分の好み全開な世界を石けんに閉じ込めてください。これをきっかけに、実は石けんって簡単に作れるんだということを感じていただけたら嬉しいです。
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石けん作家のJunkoさんに伺った、石けんで作るインテリアストーンのお話、いかがでしたか? 世界でひとつのオリジナルストーンで、おうちの癒しのアイテムを楽しんでくださいね。
Junko(石けん作家/講師)
手作り石けん教室「LOVE & HATE」を主宰し、カルチャースクールや商業施設などでワークショップや講座を100回以上開催し、参加人数は500人以上にものぼる。アロマテラピーの知識に基づいた香りの提案も得意とし、見た目だけでなく効能的にも優れた石けんづくりや、天然のアロマによる空間演出を手掛けている。アロマティカメソッド宝石石けんインストラクター、NARD JAPAN認定 アロマアドバイザー。
Instagram:@superkirmix