憧れのライフスタイル おうちの中でどんなふうにグリーンを楽しんでいる?

青々としたグリーンを夏こそインテリアに取り入れたい! 涼やかに、おしゃれに、グリーンをおうちに取り入れているCraftie Homeのアンバサダーに、上手な取り入れ方や飾り方のポイントを尋ねました。

今回、お話を伺ったのはRisaさん。「季節を愉しむ日々のキロク」として、インスタグラムで素敵な暮らしのひとコマを日々発信しています。

 

 

ベランダガーデンを始めてから暮らしが変わった!

Risaさんのインスタグラムにたびたび登場するのが、ベランダのグリーン。ハーブを育てることへの憧れから始めたと言います。

 

 

「以前は、植物を育ててもそのときだけの自己満足ですぐに枯らしてしまっていました。年を重ねるごとに自分で育てる楽しさと、お世話するだけ応えてくれる植物の生命力にパワーをもらうようになったんです」

 

 

そう気づいてからは、育てる種類もどんどん増え、たくさんのハーブや花に囲まれて暮らすようになったそう。現在は、ミント、ベルガモット、タイム、パセリ、大葉、オレガノ、ローズマリー、ディルといったハーブと一緒に季節の花も育てています。 

「何事も愛を持って接すれば気づくことはたくさんあり、植物にもそれがあてはまるんだなと思います。小さな芽が出た時も、虫に食われた葉や伸びきった茎を剪定する時も、毎日そこに目を向けて観察しているからこそ気づくことができる。そんな毎日の植物観察が、日々の小さな変化に気づき、楽しむきっかけを与えてくれるようになりました」

 

 

小さな発見と気づきの積み重ねが、どんなことも自分らしく楽しむマインドを作ってくれたと話すRisaさん。「とても狭いベランダですが、ハーブを育て始めてからいいことずくめです」

 

 

リビングの飾り棚がお気に入りの雑貨と植物の舞台

Risaさんのお部屋で思わず釘づけになってしまったのが、リビングの飾り棚です。

 

 

「毎日必ず過ごすリビングの一角に飾り棚を設置し、お気に入りの雑貨と植物の舞台にしています。季節ごとに変わる花をあしらったり、ベランダで育てているハーブや、道端の野草、野花を取り入れたり。すべてが調和しながら、インテリアともなじむようにバランスよく取り入れるように心がけています」

 

 

お気に入りの雑貨は、20代はじめの頃から蚤の市や雑貨屋さんでコツコツ集めた「ときめくものと大切なもの」なのだそう。「ベランダで育てたハーブやグリーンをバランスよく加えて、雑貨屋さんや美術館にいるような気分になれるイメージで飾っています」

グリーンを活けている花瓶は、ほとんどがジャムの空き瓶やシロップが入っていたボトル。かわいい形のものは捨てずにとっておくそう。

「自分の身の丈にあった程度の植物の量と背伸びせずに植物を楽しめる範囲内で場所を決めて、植物との暮らしを楽しんでいます」

 

 

夏のおすすめは、ツルもの植物とカゴトレイ

なんとも気持ちよくグリーンが溶け込むRisaさんのおうちですが、夏ならではのおすすめディスプレイを尋ねると、こんなアドバイスが。

「ツルもののグリーンで動きのあるディスプレイをしたり、食器として使用しているグラスに一輪あしらったり。それだけでも涼しさを感じられると思います。平らなカゴ素材のトレイに小さな雑貨や小ぶりのフルーツを添え、そばにグリーンを飾ると、雑貨屋さんのような可愛い一角になります」

 

 

夏ならではのお花をストレートに取り入れることも。たとえば、ひまわりはこんなふうに。

 

「ひまわりの花瓶はどちらもシロップが入っていた空き瓶を使用しています。イエローがバランスよく映えるように配置も工夫しました」

ときには飾る前に撮影を楽しむこともあるそう。「ふと鏡に映る花がかわいくて撮った1枚です」

 

 

ダイニング&キッチンは涼やかな枝ものやグリーンを

ダイニングテーブルでも季節のうつり変わりを楽しんでいます。夏は涼しさを感じるグリーン系の枝ものを。下の写真はブルーベリーの枝をディスプレイしたときのもの。

 

 

「大きめの花瓶はIKEAのもので31セットになっていたものを購入し、使用しています。家具は薄めの木のもので統一、壁紙が白なので、花瓶はガラスで透明感のあるものに統一し、カゴなどの雑貨とともにバランスよくディスプレイしています」

 

 

試験管フラワーベースに白×グリーンの植物をあしらった1シーンはとっても爽やか。Craftie Homeのマクラメのコースターも空間になじんでいます。

 

 

壁際にはCraftie Homeのマクラメハンギングを飾って。「ほんとうに可愛いくてお気に入りです。観葉植物を飾りたいのですが、このときはまだなかったので、ユーカリを飾って楽しみました」

 

 

キッチンカウンターにも大きな枝ものを。「花瓶はIKEAです。かわいい瓶の調味料やボトルなどはあえて見せてディスプレイしています」

 

 

 

ソファ横にも大きめの枝ものを置いています。「花瓶はIKEA、花材はアセビ。来客用のスリッパは、インテリアショップのディスプレイを参考にし、白いカゴの中に収納しました」

 

 

お花選びのマイルールは「1種類は必ず長持ちする枝ものを選ぶ」

「お花屋さんに行く頻度は月に2回ほど。それぞれ違うお花屋さんに足を運ぶことで新しい植物との出会いもあります」 

お花屋さんで購入するときは、そのときの季節感を楽しめるような花や植物をセレクト。テーマカラーを決めて選ぶこともあれば、お花屋さんのオススメを聞いて取り入れることもあるそう。

お花屋さんで購入した花を活ける際は、いったんカゴに入れて楽しむことも。「気分は野原で花摘みをしてきたイメージ。いつかは庭のあるお家で、自分の育てた花に囲まれて暮らすのが夢です」

 

 

下の写真はひまわりをあしらう前の様子。「長さはすべて自分で調整しながら飾るので、そのままの長さで購入しています」

 

 

「選ぶ際のマイルールとして1種類は必ず長持ちする枝ものにします。枝ものをインテリアに取り入れると、空間を立体的に彩ってくれるんです」 

お花屋さんに枝ものがない場合は、ご実家の庭にある枝ものを取り入れることも。「こういったことをするようになったのも、背伸びせずに身の丈にあったものを自分らしく楽しみたいと思う気持ちが芽生えたからでもあります」

 

 

ハーブを取り入れておうちカフェもおしゃれに演出

ベランダで育てたハーブを使って、おうちカフェも楽しんでいるRisaさん。ハーブやグリーンをあしらったテーブルコーディネートには、真似したくなるアイデアがいっぱいです。

「テーブルコーディネートとしては、奥に高さのある花材を飾り、手前には摘んだハーブを一輪挿しのようにあしらいました。ケーキにもミントを使用し、少しだけ絵本の中の世界観を意識しています」

 

 

こちらはユーカリをふんだんに使ったテーブル。「ユーカリをどさっと飾って、テーブルにもユーカリでテーブルランナー風にしました」

 

 

「レモンケーキにはタイムをあしらい、グリーンが描かれた絵皿に乗せて夏の爽やかさを演出したワンプレートにしました」

 

 

ベランダでハーブを育て始めたことから、小さな発見と気づきを積み重ねて、おうちにグリーンを取り入れていったRisaさん。「背伸びせずに身の丈にあったものを自分らしく楽しみたい」。その言葉がとても印象的でした。

 

 

Risaさん

季節を愉しみながら暮らすなかで、ときめいたモノ、コトをInstagramにキロクしながら発信。仕事ではカフェのケーキとアイシングクッキーを制作。ものづくり(料理、お菓子、空間)、花、自然、ピクニック、インテリア、絵画が好き。

https://www.instagram.com/r_i_s_a_15/

 

 

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