季節の変わり目は疲れが出やすいとき。アロマやハーブを暮らしに取り入れてリラックスタイムを過ごすアイデアをご紹介します。
作るそばから癒されるボタニカルキャンドル
リラックスタイムにおすすめなのが、ボタニカルキャンドルです。ボタニカルキャンドルとは、季節の花々やドライフルーツなど、天然素材のものをワックスに閉じ込めたキャンドルのこと。
市販品でもさまざまな種類がありますが、キャンドルから手作りすれば、さらにリラックス度もアップ。お花の香りに包まれながら無心に手を動かす時間は、まさにリラクゼーションのひととき。作るそばから癒されていきます。
ボタニカルキャンドルが作れるハンドメイドキットは、Craftie Homeでも大人気アイテム。実際に作られた方からも「作っている最中からいい香りで、雨が降った日に灯してみましたが本当に癒されました」という声も届いています。
この「作っている最中からいい香り」が、なんといっても癒しのポイント。香りでリラックスできるメカニズムは、脳科学の観点からも説明されています。鼻から吸収された香り成分は、脳に伝わり、自律神経系をつかさどる「視床下部」へ。香り成分の働きによって自律神経のバランスが整うと、体の緊張がほぐれ、気持ちが落ち着き、心身ともにリラックスできる、ということなのだそう。
蒸し暑さが残る晩夏には、すっとする香りが漂うハーブ入りのボタニカルキャンドルがおすすめ。Craftie Homeでも、「ラベンダーキャンドル」や「ハーブミックスキャンドル」などがリラックスアイテムとして人気です。
リラックス気分に浸れる演出アイデア
ボタニカルキャンドルは、玄関やリビングなど、普段よく使う暮らしのコーナーに置いておくだけでも癒されます。お気に入り小物や季節のお花などと一緒にディスプレイすれば、癒しの空間ができ上がります。
さらに“癒され度”をアップするアイデアして、こんな「リラックスバスケット」を作ってみるのも手。シャンプーやボディオイルなどと一緒に、ボタニカルキャンドルをかごにつめてバスコーナーに。イメージはホテルのパウダールーム。普段の「バスタイム」を特別なものに変えるちょっとした演出アイデアです。オリーブやユーカリの枝を添えれば、いっそうリラックスムードが高まりますよ。
食卓シーンにもボタニカルキャンドルを添えると雰囲気が変わります。朝の食卓に迎えれば、そこに清々しい空気が流れていくよう。キャンドルを置くだけで、フレッシュな気分で一日が始められます。
キャンドル+アロマオイルで香りを楽しむ
香りをさらに楽しみたいときは、アロマオイルをプラス。ボタニカルキャンドルを作るときにオイルを入れる方法もありますが、もっともお手軽なのは、キャンドルを灯したときにロウだまりにオイルを垂らす方法。ゆらめく炎にふわりと香りが漂います。一日をしめくくる、お休み前のリラックスタイムにおすすめです。
キャンドルを灯して「非日常」のひとときを
キャンドルの炎は「1/f(エフぶんのいち)」の揺らぎといわれ、規則正しさと不規則さがちょうどよいバランスで調和したパターン。波のさざなみや小川のせせらぎと同じように、リラックスした状態にいざなってくれます。
ボタニカルキャンドルは、火を灯すと内側からふんわりと花のシルエットが美しく浮かび、優しくロマンティックな雰囲気を楽しむことができます。
灯した後にロウだまりのロウを拭き取ると、内側がきれいにくぼんでいき、灯し終わった後でもきれいな形が残ります。外側のボタニカルだけ残ったキャンドルは、中にティーライトキャンドルを入れてランタンのように使ったり、エアプランツなどを入れたり、インテリア小物として活用できます。
作って癒され、飾って、灯してリラックス。ボタニカルキャンドルで、“癒されづくし”の1か月を送れば、心も体も充電OK、次の季節へと健やかに進みましょう。
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