「秋バテ」対策に。体をいたわるアロマバスソルトでリラックス

ようやく涼しくなってきた9月の半ば。やっと暑さから開放されたのに、なぜか、体がだるかったり、疲れやすかったり・・・。この時季の不調は「秋バテ」かもしれません。

 

 

真夏に起こる夏バテに対し、秋バテは涼しくなる9月以降に起きるもの。季節の変わり目の秋は、朝昼晩の寒暖差や気圧の変化があるため、体がそれに対応しきれず、自律神経が乱れがちになります。自律神経は血液の循環や代謝などの機能もコントロールしているため、全身にさまざまな症状が現れるのです。

 

入浴時のリラックスアイテム、バスソルト

秋バテ対策のひとつは入浴。40度くらいのぬるま湯にゆっくりとつかり、体を芯から温めましょう。そうすることで自律神経の乱れが整い、血液のめぐりもよくなっていきます。

 

 

バスタイムをさらに充実させるアイテムとして、おすすめなのがバスソルト。バスソルトとは、その名のとおり「お風呂に入れる塩」のこと。発汗作用のある塩は、新陳代謝を高め、体を芯から温めてくれます。

 

精油とドライハーブでバスソルトを手作り

さまざまな市販品が出ているバスソルト。じつは家庭でも簡単に作れます。塩に精油とドライハーブをプラスすれば、芳しい香りも一緒に楽しめるアロマバスソルトに。

入浴中に香りを楽しむには、精油をそのままバスタブに垂らす方法もありますが、塩と混ぜると体への刺激が少なくなる、と教えてくれたのは、アロマやハーブを使った「植物教室」を開催しているNELORIDOLの猪飼牧子さん。

「精油は水に溶けないのですが、塩に混ぜると精油成分が塩の表面に分散し、粒が小さくなります。そのため、直接、お湯に垂らすよりも、精油が肌に触れる面積が少なくなるので、肌への刺激が抑えられます」

 

アロマバスソルトの作り方

[材料] 1回分

・お好みの精油(ラベンダーなど)3滴 *塩10g1滴を目安に
・海塩もしくは岩塩(粗めのもの)30g
・お好みのドライハーブ

 

 

[作り方]

1. 塩に精油を垂らして、スプーンでよくかき混ぜます。数種類の精油を入れる場合は、1種類入れるごとに混ぜます。

2. 1にお好みのドライハーブを加え、よく混ぜて、でき上がり。

 

 

多めに作る場合は、密封できる瓶に入れ、直射日光、高温多湿を避けて保存し、2週間ほどで使い切るようにしましょう。バスタブに入れるときはお茶パックなどに入れると、お掃除もラクですよ。

香りに包まれたバスタイムで、体をいたわり、心も安らぐひとときを過ごしましょう。

 

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