編み方を覚えるといくつも作りたくなる♪ かご編みの楽しさを深掘り

小さなホルダーからトレイまで、編み方を覚えればさまざまなアイテムが作れるのが、かご編みの魅力。Craftie Home Boxでかご編みキットの制作・監修をお願いしたハンドメイド作家の本山ゆうこさんに、かご編みの楽しさについて伺いました。

 

 

思い描いたものができ上がっていく喜びは格別! 

- Q1: 本山さんがお感じになる、かご編みの楽しさ、魅力はどんなところでしょうか?

初心者さんでも比較的簡単で無心になれて気軽に楽しめる所だと思います。 自分の思い描いた通りのものができていく喜びは格別のものがあります。

Q2:Craftie Home Boxのキットでは、かご編みにペーパーバンドを選びました。ペーパーバンドのよさはどんな点でしょうか?

ペーパーバンドは、その名前の通り紙でできているので扱いやすく、主な道具もハサミ・洗濯バサミ・木工用ボンドだけで、作りたいと思ったときに、籐と比べて水で濡らすなどの下準備がいらない点です。

 

 

作る楽しみ、使う楽しみ

Q3:かご編みキットでは、大小のホルダー、ガラスベースを入れたベースホルダー、そしてラウンドトレイの3つのアイテムが作れます。それぞれのアイテムの作る楽しさや使う楽しみについて教えてください。

 

 

スモールホルダーでは、編み方の基礎が学べます。慣れてくると何個も作ってみたくなり、スモールでは物足りなくなってくると思います!そのときは、ぜひトールにチャレンジしてください!!!ペアで使うとより一層愛着が湧いてきます♪

 

 

ベースホルダーは、大小のホルダーのアレンジ作品です。空間が空いているので、均一の高さに編める用にちょっとしたコツが必要ですが、編む手数が少ない分、サイズの割には早く完成します。完成後は、カトラリーなど入れて生活の中に取り入れて楽しんでください♪

 

 

ラウンドトレイは、立体的ではなく平面なのでほかの作品と比べて比較的簡単だと思います。縁の編み方に特徴があり、段々と形になっていくのが楽しい作品です。パンなどの盛り皿のほか、お皿やアクセサリーなどを置いても楽しめます。

 

 

 

かご編みの基本テクニックを覚えたら、バスケットも作れる

Q4:かご編みキットでは、ひもを割いて編む方法、追いかけ編み、ねじり編みなどのテクニックを教えていただきました。これらのテクニックを使うと、ほかにどんなアイテムが作れるようになるのですか? 本山さんが今までに作った作品をぜひ見せてください!

こちらはパンを入れるのに丁度いいサイズのバスケットです。追いかけ編み、ねじり編みで作っています。底の部分は、今回のキットで作るラウンドトレイとほぼ同じです。側面を立ち上げて追いかけ編みで編んでいます。自分の使いたい要素などによって、サイズを簡単に変えることができるところがとても楽しいです♪

 

 

縁の編み方が特徴的なこちらのバスケットは、追いかけ編みで作っています。紙でできているので、籐などのカゴと違って毛羽立たないので、毛糸など入れるカゴにとても重宝します。

 

 

こちらのバスケットは制作してから17年経ちます。ニスを塗っているので雨にも強く劣化もしていません。追いかけ編み、ねじり編み、そして縁には三つ編みしたペーパーバンドを貼り付けました。

 

 

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基本のかご編みを覚えると、いろいろなアイテムが作れるようになるのですね。手軽に作れて、使い勝手のよいペーパーバンドを使ったかご編み。ぜひトライしてみてくださいね。

3つのアイテムが作れるかご編みスターターキットはこちら>>

透かし編みのバスケットキットはこちら>>

 

H*M*S BEE 本山ゆうこ

女の子2人の4人家族。長女が幼稚園の頃にペーパーバンドを使ったかご編みに出会い、制作を始める。以来、幼稚園やイベントなどで講師を務め、地元新聞やテレビへの出演、書籍への作品掲載と活躍の場を広げる。その後、パン・スイーツ・飾り巻き寿司などの食べ物系から、フラワーアレンジメントや編み物まで、さまざまなハンドメイドを手がけ、それぞれの講師免許を取得し、教室を開講。現在は、つまみ細工職人より学び始めた『つまみ細工』の教室も行なっている。
Instagram:@handicraft_bee(ハンドクラフト)、@ tumami_bee(つまみ細工)

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