ボタニカルなアートが作れる♪ガラスペンの楽しさを深掘り

繊細で美しい見た目だけでなく、スルスルとした描き心地やお手入れの手軽さなど、実用的な一面もあるガラスペン。Craftie Home Boxでガラスペンキットの制作・監修をお願いしたイラストレーター/デザイナーの櫻井志保さんに、ガラスペンの楽しさについて詳しく伺いました。

 

 

非日常でありながらも描き心地のよいガラスペン

- Q1:櫻井さんがお感じになるガラスペンの魅力はどんなところでしょうか?

非日常でゆったりとした気持ちにさせてくれるところです。ガラスという繊細な素材でできた道具にインクを浸して描く時間は、ガラスペンならではの魅力ではないでしょうか。
一見難しそうに見えますが、実際に使ってみると意外にもスルスルとした描き心地で、すぐに気に入ってもらえると思います。

 

Q2:今回のキットは、A5のミニポスター3点、ポストカード3点、シール8点が作れる盛りだくさんなキットです。櫻井さんだったら、どんな楽しみ方をおすすめしますか?

作ってみたいポスターやポストカードを最初に決めるのがおすすめです。その作品に登場する植物や文字の練習からするとスムーズだと思います。

 

ガラスペンと水筆で楽しむボタニカルなアート作品

Q3:ボタニカルアートは初めて、という方に向けて、その楽しさや魅力をお伝えするとしたら、どんなところだと思いますか? 

見ているだけでも優しい気持ちになれる植物を自分の手で描くことで、見るだけでは気づかなかった魅力を発見できるところです。
また、お花のモチーフは1つでも華やかなアートになるので、自信を持って描けるお花が1種類あると、生活の中のいろいろなシーンで使うことができます。

 

Q4:ガラスペンと水筆を使ったボタニカルアート、「上手に描けるようになりたい!」という方へのアドバイスをお願いします。

植物をよく観察して、花びらや葉っぱの形、茎の長さや曲がり具合など、描くときに特徴をおさえてあげると、その花らしい仕上がりになります。
水筆を使ったアートは、混色や水加減が慣れるまでは大変に思うかもしれませんが、何度も繰り返し描いているうちに感覚がつかめてくるはずです。お手本通りにできなくても、偶然できた色やインクの滲みを楽しんでみてください。

 

Q5:今回のキットについて、ユーザーさんへ伝えたいメッセージをぜひお願いします!

今回のキットでは、4種類のインクを使った繊細な色づくりをしながら作品を描くのが特徴です。
インクと組み合わせることで生まれる表情のあるラインや味のある滲みを、今回のキットを通して楽しんでいただけたら嬉しく思います。 

 

 

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櫻井さんのお話、いかがでしたか?

ガラスペンのなめらかな線と、水筆の淡い色合いが組み合わさってできる、ボタニカルなアート作品。素敵な色とフレーズで、新しい1年を明るくスタートさせましょう。

 

櫻井志保(イラストレーター / デザイナー)

東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。私立中高の美術教諭、ベビー用品の商品開発職を経てフリーランスとして独立。企業への作品提供や製品パッケージ、テキスタイルデザインなど幅広く手がける。イラスト・ハンドレタリングの講師としても活動中。

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